コロンビアの首都ボゴタの人気観光スポット13選
https://www.simonhampel.com/day-38-monserrate/
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[最終更新日]2016/12/29
ゲリラやカルテルなどが横暴していた1900年代以前は、中南米最悪の治安と言われたコロンビア。現在は政府が治安対策に重点的に取り組んだ甲斐あり、比較的安全に観光が楽しめるようになりました。今回はそのコロンビアの首都ボゴタで人気の観光スポットをご紹介します。
目次
1.ボテロ美術館(Museo Botero)
ラ・カンデラリア地区(旧市街)にある入場無料の美術館。”最もコロンビア人らしい芸術家”と呼ばれるフェルナンド・ボテロ (Fernando Botero) の作品の他、ピカソ、ルノワール、モネ、ダリなどの作品も展示されています。
出典 http://www.recipeforadventures.com/2013/05/bogota-exploring-the-colombian-capital/
フェルナンド・ボテロが描いたモナリザ。「ぽっちゃり」した対象物の作品が多いことでも有名です。
出典 http://www.trazeetravel.com/top-5/top-5-destinations-visit-colombia.php
隣接の美術館にはピカソの絵も展示されています。こちらも入場料は無料。
Info
ボテロ美術館住所: Calle 11 #4-14, La Candelaria, Bogota
電話番号: +57 1 3431316
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2.黄金博物館(Museo del Oro)
ボゴタ旧市街の中心部、サンタンデール公園近くにある黄金博物館。
黄金文明として栄えたプレ・コロンビア期の遺物などが展示されていて多くの観光客が世界中から訪れます。
黄金文明として栄えたプレ・コロンビア期の遺物などが展示されていて多くの観光客が世界中から訪れます。
出典 https://tourismexperienceblog.wordpress.com/2015/09/02/museo-del-oro-en-bogota-colombia/
展示されている金。1000年以上前に作られた装飾品も多く中南米でも評価の高い博物館です。
出典 http://www.colombia.com/turismo/sitios-turisticos/bogota/atractivos-turisticos/sdi461/75854/museo-del-oro
入場料は1人3000コロンビア・ペソ(約102円)。※2016年11月現在。
12歳以下と60歳以上は無料で入場出来ます。
12歳以下と60歳以上は無料で入場出来ます。
Info
黄金博物館住所: Calle 11 #4-14, La Candelaria, Bogota
電話番号: +57 1 3432222[/info]
3.エメラルド博物館(Museo Internacional De La Esmeralda)
コロンビアで産出されたエメラルドが展示されているエメラルド博物館。ヘルメットを被って、鉱山の高温多湿な坑道を歩いているような疑似体験ができます。写真撮影禁止です。
出典 http://www.barriosdebogota.com/con-una-muestra-plastica-pintores-rinden-tributo-a-la-esmeralda-en-su-museo/
コロンビアといえばコーヒーを思い浮かべる人も多いと思いますが、エメラルドでも世界有数の産出国です。こちらの博物館ではエ発掘から装飾品になるまでを楽しめます。
Info
エメラルド博物館住所: Calle 16 – 66 | Edificio Avianca Piso 23, Bogota
4.コロンビア国立博物館(Museo Nacional de Colombia)
クンディナマルカ ビルの旧中央刑務所内にあるコロンビア最古の博物館。元々は刑務所として使用されていたたまギャラリーが監房となっている部屋もありボゴタでも人気のスポットとなってます。
出典 http://unradio.unal.edu.co/detalle/article/semana-de-conciertos-en-el-museo-nacional-de-colombia.html
刑務所だった建物を使用しているコロンビア国立博物館。石造りの要塞かと思わせる外観が印象的です。
出典 http://colarte.com/colarte/conspintores.asp?sinCartelera=sinCartelera&idartista=5697&idfoto=271143&sinMenu=si&nombre=Nacional+de+Colombia+Museo&pagact=1&dirpa=%241col%24museos%241col%24NacionaldeColombia%241col%24%241col%24MNalrsf2184.jpg
工芸品、骨董品、美術品など2万点以上の所蔵品があります。またコロンビア博物館では音楽やダンスが鑑賞できる日もあります。
Info
コロンビア国立博物館住所: Carrera 7 No. 28-66 / Tel. +57 1 381 6470
電話番号: +57 1 3348366
5.サン・フランシスコ教会・修道院(Iglesia de San Francisco)
ラ・カンデラリア地区の黄金博物館近くにあるサンフランシスコ教会。16 世紀ニューグラナダ王国時代、ボゴタに来た修道士によって建てられた教会で、な黄金の祭壇画や、華麗な彫刻や彫像などを観ることが出来ます。ボゴタ市内で最も古い教会の一つです。
出典 https://commons.wikimedia.org/wiki/User:Pedro_Felipe
金箔を施したサンフランシスコの教会の黄金の祭壇。眩しすぎます(笑
出典 https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Iglesia_de_San_Francisco_(Bogot%C3%A1)_1.jpg
教会には祭壇画のほか、フランシスコ・デ・スルバラン、アントニオ・アセロ・デ・ラ・クルス、ガスパール・デ・フィゲロアなど著名な芸術家の作品も展示されています。
Info
サン・フランシスコ教会・修道院住所: Cl. 13 #7-10, La Candelaria, Bogota
6.聖母カルメン教会(Santuario Nacional de Nuestra Señora del Carmen)
ボゴタの旧市街(ラ・カンデラリア)にある赤白のストライプ柄で装飾された教会。ボゴタでは珍しいゴシック様式で1938年建設。
ボゴタでは珍しいカルメン派の教会で、聖楼の高さは57mもあります。
中までド派手なまことちゃんハウスカラー(楳図かずお邸)の聖母カルメン教会。
Info
聖母カルメン教会住所: Carrera 5 No. 8-36, La Candelaria, Bogota
7.サン・アレホのフリーマーケット(Mercado De Las Pulgas De San Alejo)
トーレ・コルパトリア近くで行われているサン・アレホのフリーマーケット。毎週日曜になると多くの美術家や、収集家などが集まり賑わいます。
出典 http://www.minube.com/fotos/rincon/175861/872141
ボゴタの文化遺産でもあるフリーマーケット。
8.大統領官邸(Palacio de Narino)
国会議事堂の裏にある大統領官邸。周囲にはカッコイイ制服を着た衛兵が立ち、観光者との記念撮影に応じてくれます。付近の警備は厳しく荷物チェックなども行っています。2014年に安倍首相がコロンビアのサントス大統領と面談した場所でもあります。
出典 http://visitas.presidencia.gov.co/web/CasaNarino.aspx
大統領官邸を守る衛兵。大規模で迫力のある交代式も観ることができます。
出典 https://commons.wikimedia.org/wiki/User:FlickreviewR
大統領官邸の周囲で集団行進する衛兵。
Info
大統領官邸住所: Avenida Carrera 7, Bogota
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9.ボゴタ国会議事堂(Capitolio Nacional de Colombia)
旧市街のボリバル広場に面した場所にあるボゴタ国会議事堂。観光客は建物内部に入ることは出来ませんが、荷物検査を受ければ中庭に入ることが出来ます。
出典 https://es.m.wikipedia.org/wiki/Archivo:El_Capitolio_Nacional_(Bogot%C3%A1,_Colombia)_1.jpg
スペイン風の建物が多いコロンビアでは珍しい、ギリシャ時代のネオクラシカル様式を取り入れた国会議事堂。
出典 http://www.jeffcotner.com/2015/11/20/bogota/
最近、観光客でも入ることが出来るようになった中庭。
Info
ボゴタ国会議事堂住所: Calle 10 con Carreras 7 y 8, Bogota
10.ボリバル広場(Plaza de Bolivar)
歴史地区ラ・カンデラリアにあるボリバル広場(ボリバール広場)。周りには大聖堂(カテドラル)、国会議事堂、市庁舎、最高裁判所などの建物があり圧巻です。休日にはファミリー、恋人たち、観光客など多くの人が訪れるボコタ市民の憩いの場。
出典 http://www.wikiwand.com/no/Plaza_de_Bol%C3%ADvar
多くの人で賑わうボリバル広場。休日にはライブなどのイベントやデモ集会などが開催されることもあります。
出典 https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Plaza_de_Bolivar_-_Bogota_-_Colombia_-_ANDREA_GAETANO.JPG
名前の由来となったシモン・ボリバル(Simón Bolívar)の銅像。
スペイン植民地時代にコロンビアや、ベネズエラ、エクアドル、ペルー、ボリビアの南米アンデス5カ国を独立に導き、統一したコロンビア共和国を建国しようとした英雄です。
スペイン植民地時代にコロンビアや、ベネズエラ、エクアドル、ペルー、ボリビアの南米アンデス5カ国を独立に導き、統一したコロンビア共和国を建国しようとした英雄です。
Info
ボリバル広場住所: Between Carreras 7 and 8 at Calle 10, Bogota
11.カテドラル(Catedral Primada)
旧市街ラ・カンデラリアのボリバル広場の東側にあるカトリック教の大聖堂カテドラル。ボゴタの象徴的な建物です。
出典 https://ca.wikipedia.org/wiki/Fitxer:Catedral_primada_(Bogot%C3%A1).jpg
現在の姿になったのは1923年ですが、最初に礼拝堂が建てられたのは1538年。スペイン侵攻が始まった際、最初に建てられた礼拝堂だとされています。
出典 https://iglesiasdecolombia.wikispaces.com/Catedral+Primada+de+Colombia+(Iglesia+Catedralicia)
カテドラルの礼拝堂
12.トーレ・コルパトリア(Torre Colpatria)
ボゴタのダウンタウンにある高層ビルのトーレ・コルパトリア。南米で4番目に高いビルで地上48階(196m)。週末、祝祭日に一般開放される48階の展望デッキではボゴタの美しい街並みが一望できます。
出典 http://www.beetripper.com/guide/jose-wilfran-castillo-cubillos/233
トランスミレニオのサンディエゴ駅近くにある南米有数の高層ビル「トーレ・コルパトリア」。毎年12月には、タワーの階段を登るレースなども開催されています。
出典 http://anthonyjohncoletti.photoshelter.com/image/I0000u.CuCvNxnx4
12月にはコロンビアの国旗をイメージしたライトアップも。ただ、この辺りは夜に人通りが少なくなるため、観光者など初めてこの地を訪れた人は十分に注意してください。
出典 http://travelhdwallpapers.com/torre-colpatria-night/
トーレ・コルパトリア周辺の夜景。
Info
トーレ・コルパトリア住所: Carrera 7 No. 24-89
13.モンセラーテの丘
ボゴタの東にある500m※ほどの高さの丘。ボゴタの整然とした市街地を一望できます。ケーブルカーやロープウェイで登ることが出来ます。
※ボゴタ市街地の標高は2,600m
※モンセラーテの丘の標高は3152m
※ボゴタ市街地の標高は2,600m
※モンセラーテの丘の標高は3152m
出典 https://www.simonhampel.com/day-38-monserrate/
モンセラーテの丘から観たボゴタ市の街並み。丘の上にはモンセラーテ教会があります。
出典 https://www.flickr.com/photos/41894197861@N01/4258558080
コロンビアのドラマ「パブロ・エスコバル – 悪魔に守られた男」でも度々映し出されたボゴタの夜景。四方を山に囲まれた市街地の明かりが宝石のように美しい。
以上、コロンビアの首都ボゴタの観光スポットでした。ボゴタはコロンビアの中でも比較的治安が良いところとはいえ、まだまだ危険な地域が数多く存在します。夜の人通りの少ない場所では十分に気をつけて観光をしてください。